修理の依頼があって、運び込まれたランプ。
ステンドグラスは、割れたガラス自体を治すことは難しいですが、新しいガラスに変えて修理ができるアートグラスです。
壊れた → 捨てる → 新しいのを買う
のではなく、修理、メンテナンスを繰り返せば永遠と後世に伝えられるので、ステンドグラスを楽しんでらっしゃる方にはぜひ大切に、もし割れたとしても決してあきらめず、どんどん最寄のステンドグラス工房に相談、持ち込んでください!!
修理は、ゼロから製作をするより手間もかかり、難しい作業になることもあるので、修理ができるようになってこそ一人前の職人だと教えられました。
(一人前かどうかは別にして)、私は修理は結構好きで、ワクワクさせられることもあります。
毎回、その他を目の前にして想うのは、作り手のこと。
色のセンスや、その他の細部を見て
「どんな人がつくったんだろう~」と想像します。
そして、今作っている自分のその他が誰かの手によって修復されることを想像して、丁寧な仕事をしなければ!!といつも気を引き締められます。
まずは割れてるピースを綺麗に取り外します。
とりあえず、今日出来る作業はここまで。
あとは割れたガラスと同じ、もしくは似たガラスを探して新しいピースを作り、半田付け、仕上げをしていきます。