高校時代を過ごした宮崎。
10数年ぶりに高校時代の友人のところにお邪魔しに、宮崎に遊びに行ってきました。
友人宅で、夜寝る前に雑談に花がさいていたとき、友人が思い出したように「そうそうあやこちゃんに作ってもらいたいものがあるんだけど~」ともってきた封筒数枚。
友人のおじいちゃんは2年前に、おばあちゃんが今年他界されてしまったのですが、その最愛の二人の形見の品。
毎年、友人の誕生日がくると必ずおばあちゃんから贈られるおこづかい。
その封筒に一筆メッセージが書いてあるのです。
友人は数年前からこの封筒を大事に保管していました。
一筆メッセージは、短いながらも、孫への愛情あふれるあたたかいメッセージでした。
おばあちゃんがお亡くなりになった最後の年のメッセージは、ほとんど字を書くことができないおばあちゃんが一生懸命書いたのが伝わってきます。
おばあちゃんの一筆メッセージの入った封筒の中に、ひとつだけ筆感が違うものがありました。
おじいちゃんが書いたものです。
その封筒は、友人が高校時代に初めてアルバイトをしてもらったアルバイト代の一部を、おじいちゃんにプレゼントした時のもので、おじいちゃんが亡くなったとき、出てきたそうです。
中身の一万円はそのまま入ったままだったそうです。
「平成五年一月二十二日 直子君がアルバイトをして給料をもらった中から小遣い銭として貰った 価値あるお金だ」
本当に素晴らしいおじいちゃん、おばあちゃんだったのだと思います。
ちなみに中身の壱万円はおじいちゃんと一緒に「持っていきない!(持っていきなさい)」と友人がおじいちゃんの棺の中に入れたそうです。
出発した日の朝、途中土砂降りの雨でしたが、南は晴天。天気には恵まれました。
2日目はさすが南国宮崎!雲ひとつない晴天の中、暑いくらい。
真っ青な海と空、ひたすら続く水平線を見ながらのドライブ。 最高♪
このフェニックスの木=私の中の宮崎です。